三重縣護國神社の御祭神
-ふるさと三重を護る-
◆御祭神
禁門の変・戊辰戦争から大東亜戦争までの三重県にゆかりのある御英霊6万300余柱。
※「御英霊(ごえいれい)」とは、「優れた(秀でた)魂」という意味です。
幕末開国以来、日本は近代国家となるために幾度かの国事国難を経ることとなります。
祖国の繁栄を願いながら、平和の礎となられた御英霊をご祭神として祀るのが靖國神社・護國神社であり、中でも三重県にゆかりのある六万三百余柱を祀るのが三重縣護國神社です。
御創祀は明治二年、津藩主藤堂高猷公が津八幡宮に小祠を建て、戊辰の役で戦死した藩士の御霊を祀り、「表忠社」と称したのが始まりとされています。「招魂社」「官祭招魂社」と社名を変え、明治四十二年には現在地に御遷座し、昭和十四年に現在の社名「三重縣護國神社」となりました。
明治の創建以来、日本そして郷土三重の守り神、平和と繁栄の神様、安心・安全の神様として崇敬されております。
又、御英霊が願われていたのが、これからの日本を担う幼い子供達の成長であることから、子供の神様として県内外から広くその崇敬を集めています。
昭和50年には天皇皇后両陛下(昭和天皇)に御親拝賜りました。
我が国は今や経済大国に成長し、平和な社会を築いておりますが、これらは貴い命を捧げ平和の礎となられた御英霊のお導きのお陰です。
私達は日々平和で豊かな日本に暮らしていけることを護国の大神様に感謝しなければなりません。