国民の祝日について
◆元日 1月1日
年の初めの第一日です。家族そろって初詣し、神恩に感謝し、決意を新たにする大切な日。年末から門松、注連飾りなどを整え、歳神さまを迎えます。
◆成人の日 1月第2月曜日
法律上「成人」と認められた青年たちが、祖国と世界を担う日本人としての自覚を深める日です。昭和23年制定。もと小正月の15日。平成12年より第2月曜日。
◆建国記念の日 2月11日
神武天皇を中心とする建国創業の歴史をしのび、日本人として国を愛する心を養う日です。もとの紀元節。昭和41年制定。
◆天皇誕生日 2月23日
日本国および日本国民統合の象徴と仰がれる第126代天皇=今上陛下の御誕生日(昭和35年2月23日)を国民こぞって心からお祝いする日です。もとの天長節。令和元年制定。
◆春分の日 3月21日頃
天地自然の限りない恵みを讃え、あらゆる生物の尊い生命を慈しむ日です。もとの春季皇霊祭。昭和23年制定。
◆昭和の日 4月29日
昭和天皇の御誕生日(明治34年4月29日)です。「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」日として、平成17年に制定。平成19年より施行。
◆憲法記念日 5月3日
被占領下に制定された日本国憲法の施行(昭和22年)を記念し、国の成長を期する日です。昭和23年制定。
◆みどりの日 5月4日
自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ日です。昭和天皇御誕生日(4月29日)に平成元年より施行。平成17年に5月4日に改正され、平成19年より施行。
◆こどもの日 5月5日
未来を担うこどもの人格を重んじ、幸福をはかるとともに、こどもは自分を生み育ててくれた親に感謝する日です。昭和23年制定。
◆海の日 7月第3月曜日
明治天皇が明治9年、北海道・東北御巡幸から横浜港へ帰着された日(7月20日)を記念し、「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」日です。平成7年制定。もとは20日でしたが、平成15年より第3月曜日。
◆山の日 8月11日
「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日」として、平成26年制定。平成28年より施行。
◆敬老の日 9月第3月曜日
多年にわたり社会に尽くしてきたお年寄りを敬愛し、併せて一層の長寿を祈る日です。昭和41年制定。もとは15日でしたが、平成15年より第3月曜日。
◆秋分の日 9月23日頃
わが生命につながる祖先をうやまい、自分とゆかりのある亡くなった人々をしのぶ日です。もとの秋季皇霊祭。昭和23年制定。
◆スポーツの日 10月第2月曜日
国民がスポーツに親しみ、その精神を通じて健康な心身をつちかう日です。昭和41年制定。もとは体育の日として東京オリンピック開会式の10日でしたが、平成12年より第2月曜日。
◆文化の日 11月3日
明治天皇の御誕生日(嘉永5年9月22日=新暦11月3日)です。明治時代にめざましく発展した近代国家の文化をすすめる日として親しまれています。もとの明治節。昭和23年制定。
◆勤労感謝の日 11月23日
神々の加護と人々の勤労によって可能になる万物の生産を祝い、国民が互いに感謝し合う日です。もとの新嘗祭。昭和23年制定。